シャンパンタワーの法則というのがあるのを知っていますか?働いていて辛いなぁ。とか、何のために働いているのか。誰のために働いているのか…と疲れている方へおススメの考え方かと思います。特に対人関係のお仕事やコミュニケーションを重要とするお仕事についている方にはおススメです。その他の職種の方でも使える概念ですので良かったら参考にして下さいね。
シャンパンタワーの法則とは
シャンパンタワーは結婚式のセレモニーで良く使われていますよね。シャンパンを注ぐグラスをピラミッド上に積み上げて、上からシャンパンを注ぐ「アレ」です。
そのシャンパンタワーを
- 一番上のグラスを自分
- 2段目のグラスを家族
- 3段目のグラスを仕事のスタッフや友達
- 4段目のグラスをお客様
- 5段目のグラスを社会や地域の人々
と見立てます。その時、あなたはどの段のグラスからシャンパンという名のエネルギーを注いでいますか?特に医療者やコミュニケーションに重きを置いている職業の方は「仕事」や「お客様」へエネルギーを多く注ぎ込んでいるのではないでしょうか?
でも全てのグラスにシャンパンを注ごうと思ったら、一番上のグラスにまずは注がないといけません。そう、まずは自分自身に注ぐ事が一番重要なのです。
これがシャンパンタワーの法則だそうです。(参考:マツダミヒロ 質問は人生を変える「本音と「本気」を引き出す力)
自分自身に余裕がない時、自分が楽しんでいない時、自分を犠牲にしている、など自分自身へシャンパンという名のエネルギーが満たされていないとバランスが悪いですよね。
自分から溢れ出たエネルギーで2段目以降を満たす
僕はリハビリで医療関係の仕事をしていますが、普段から「自分自身が楽しい事」や「満たされる事」を心がけています。そうじゃないと、病気や怪我をして落ち込んでいる方の気持ちに対峙する事ができないと考えています。
ある患者さんが「あの先生はいつも疲れているね…」と言っているのを聴いて、はっとさせられました。患者さん、つまり4段目のグラスに力を注ぐ仕事では、患者さんに力を注ぎすぎて、自分を犠牲にしているのでは?と考えるようになりました。
立場的に管理職をしていますが、スタッフが疲れていないか?自分自身を犠牲にしすぎていないか?という所を良くみるようにしています。そうでないと、自分自身が先に疲弊して、お客様である患者さんにエネルギーを注ぎ続ける事なんてできません。
今までは何となく考えていましたが、シャンパンタワーの法則をいう言葉を知って、「あぁ、そうだな!」としっくりきました。まずは、自分自身が楽しい事や満たされる事をできる環境にある事。そして、そこから溢れでるエネルギーを2段目以降に注ぎこんでいく。順番を間違えると自分のグラスがカラカラになってしまいますよね。
気分が上がる事をしよう!
当たり前の事のような気もしますが、忙しい毎日や充実していない日々を過ごしている方、働いていてつらい。と感じる方は、まずは客観的に自分自身がどれくらい楽しんでいるかなぁとぼんやり考えて、「気分が上がる」事を取り組んでみる事をおススメします。毎日じゃなくても、週1~2回位から。
僕はいつも、「先生は前向きだね!」と言われます。多分、エネルギーが溢れているのかもしれませんね笑
何かの参考にして頂ければ幸いです。ではまた!
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