長時間のデスクワークで股関節が固まっていませんか?

自宅で過ごす時間が増えたり、在宅ワークが増えて机でパソコンに向かう日々が増えていませんか?今日はそんなあなたに「長時間のデスクワークで股関節が硬くなる」事についてお話しします。生活習慣の参考にして頂ければ幸いです。

長時間のデスクワークで股関節が硬くなる?

長時間股関節を曲げた状態が続くと、股関節の前面にある筋肉である「大腰筋」や関節包靭帯の「腸骨大腿靭帯」が硬くなり適応性短縮を起こす事があります。長い事デスクワークをした後で、腰を伸ばしにくい事ありませんか?そんな時は要注意です!股関節の前面が硬くなると、立った時の姿勢に大きく影響がでます。次で詳しく説明していきますね。

股関節屈曲拘縮が立った時の姿勢に与える影響

長時間のデスクワークなどで、座っている状況が続くと股関節の前面の筋肉や靭帯が短縮する事を「股関節屈曲拘縮」と呼びます。

股関節屈曲拘縮になると、立った時に良くない影響を及ぼします。以下の図のように正常な状態では、筋肉の活動が少ないので少ないエネルギーで立つことができます。楽ちんな状態です。

それに対して、図の右側の股関節屈曲拘縮では、身体の前面にある大腰筋や腸骨大腿靭帯が短縮しているので重心(体重)が股関節の中心(赤い丸の所)よりも前になります。すると、身体の後面にある大殿筋や脊柱起立筋などの背中の筋肉が過剰に働いて姿勢を保ちます。要は綱引きみたいで、前側が引っ張られているので後ろ側が頑張らないと倒れてしまうので、姿勢を保持する為に疲れてしまいます。「立っていると、すぐに座りたくなる…」という方はこんな状態かもしれません。

股関節屈曲拘縮を防ぐには?

では、股関節屈曲拘縮を防ぎ、正常のような「楽ちんな姿勢」を保つにはどうしたら良いのか?

それは、

股関節屈筋群や前方関節包を伸張する事

です。具体的には、「大腿四頭筋や大腰筋をストレッチする」事です。

あなたが長時間のデスクワークを行った後であれば、以下のストレッチをして、股関節屈筋群を伸張し股関節屈曲拘縮を防ぎ、楽ちんな姿勢を保つことが可能と私は考えます。

ただし、セルフストレッチでは代償動作が出たり、うまく伸張できない場合があります。 NOVAST®インストラクターでは、ペアストレッチでこちらのストレッチも習得できます。以下のような方法です。ペアストレッチであれば、確実に目的の筋肉を伸張する事ができます。

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